えびす橋絵はがき

 10月の思い出深いお仕事もう一つ。

大阪ミナミの戎橋筋商店街の絵はがきを描かせていただきました。

「えびすばし博」なるイベントに際して、
色々なところ(国)から来た観光の人たちに
戎橋筋から絵はがきを出してもらおうという企画。
なので、戎橋の名物(所)を盛り込んだ絵はがきを作りたいとのことでした。

ミナミと言えばグリコの看板とかフグの提灯とかを思い起こすのですが、
そういうベタなものはやめておいて(戎橋とは微妙に町が違う)、
昔から愛されている戎橋筋の名店などを描く事になりました。
で、半日程戎橋筋界隈をウロウロ。





そうして見てみると、戎橋筋、
若者の町のイメージがありましたが、
大阪らしい老舗が沢山あるんですね。
再発見でした。

で、できたのがコレ↓


戎橋筋、ええとこだっせ。
みんな来てや〜(^^)

  • 2012.01.22 Sunday
  • -
  • 14:12

Lowe and Partners

 10月の大きなヤマ、もう一個。
イギリスからやってきたお仕事。
Lowe and Partnersは広告の会社らしい。





社内用のポスターみたいです。
世界各地にオフィスがあるので、その都市を1枚のポスターに
まとめて一つの都市に見立てたいと。
各オフィスに貼るのでしょうか。
34都市分くらい、描いたかな?
最終的にA1サイズで300枚印刷して、
全てに印とサイン入れて送りました。
(印刷は大阪のアサヒ精版印刷さん)
一口に、全てにサインと印を押す、というのも、
実際やってみるとえらいボリュームで、
ヴィジョントラックのバイトくんに手伝ってもらって、
3時間かかりました(これは12月のことですが)。

モノクル以来、この手の街モノの依頼が増えております。
イラストレーターのみなさま、街モノ、ニーズありですよ。



  • 2012.01.22 Sunday
  • -
  • 13:41

YUKICHI

 イベント続きの10月でしたが、ちゃんと絵のお仕事もしておりましたよ。
もう、毎日が「坂の上の雲」の「日本海海戦」みたいな感じでした(今もですが…^^;)

そんな10月の大きなお仕事はと言えば、まず、
『くもん出版刊「YUKICHI-福沢諭吉の青春物語」誉田龍著』です。



表紙絵と、挿絵10数点描かせていただいております。

お札で有名な福沢諭吉。
慶応義塾の創設者で、「天は人の上に人を作らず」で有名なあの人の、青春物語。
小学生高学年から中学生くらいの人にぜひ読んでいただきたい一冊です。

絵を描くに当たって、若い人に嘘を描いちゃいけないということで、
挿絵にしてはめずらしく、時代考証の先生にチェックしていただきました。
見ていただいたのは、花園大学の明珍健二先生。
現在NHKで放送中の『カーネーション」の時代考証を担当している人です。
(カーネーション、面白いですよ。朝の連ドラなのに、その志の高いこと!)
くもんの編集谷さんとともに花園大学まで下絵を見てもらいにいきました。

そこで明珍先生に「大阪適塾は行ってみた?」と言われ、
「そんなん残ってるんですか?」と聞いたところ、
「そのまんま残ってますよ」
「難しい手続きとかいるんちゃいますか」
「いや〜誰でも見れますよ」とのこと。
で、行ってみました。

所在地は北浜。
北浜って、よく行く場所なのですが、
僕の印象では大きな証券ビルなど立ち並ぶ街。
確かに戦前の古い建物も残ってたりするけど、
そんな江戸時代の木造建築がそのまま残ってるか?
と思いながら行ってみると、
ありました。


この一角だけ、江戸時代!
しかも一般の人でも誰でも見学可。入館料250円!!
許可をいただき、撮影させていただきました。


表紙絵の資料となった写真。この屋根の上に諭吉たちが乗ってる設定。
実際、横に物干台みたいなのがあって、登れそうです。


2階の塾生達の寄宿部屋。ここで、塾生たちが、思い思いのスタイルで
勉学に勤しんでいたとのこと。しばし呆然、感慨無量。


で描いたのがこのシーン。

江戸時代の建物がそのまま保存されていて、
しかも自由に見学できる。
そんな場所が北浜にあったなんて。
僕が行ったのは平日だったんですが、人も少なく、
街の喧噪も聞こえないので、
思いのほか長居して、その雰囲気に浸ってしまいました。
ここ、オススメスポットですよ。

そんなわけで、(めずらしく?)ちゃんと描いてる
日本の若者たち、読んで大志を抱いてくれたまえ(^^)







  • 2012.01.15 Sunday
  • -
  • 12:05

七人の縁日侍

 10月はもうひとつ、ビックイベントがありました。
毎年恒例、12年企画の10回目、
関西で活躍する七人の絵師「七人の筆侍」プレゼンツ、
「七人の縁日侍」です。

●デザインはstudio poolの仲里カズヒロ氏。サスガ!

昨年は何と言っても、東北大震災の年でした。
これには普段のんきな我々筆侍も何かせにゃあ…と。
とはいえ普段筆(僕の場合はマウスですが…)以外に重いものを
持ったこともない我々、ボランティアの役にも立たないし、
できることと言えば絵を描く事くらい。
せめて絵を売ったお金を寄付しようということになりまして、
じゃあどうせなら縁日にしよう、となった次第です。
発想が寅さん並ではありますが…。
しかしながら、当日はもう、ものすごい人が来てくれて、
全体で177.250円を集めることができました。
来てくださった方、ありがとうございます!
(お礼が遅くなり、申し訳ありません)
そして集めたお金は「あしなが育英会」の
レインボーハウス建設資金に全額寄付いたしました。
この程度じゃ、焼け石に水だろうけど。
また何かで、東北の方の役に立てられたらと思ってます。

●お礼状が来ました。なんか照れますな…。
「あしなが」を見つけて来たのは寺西晃氏。
窓口として動いてくれたのは北村信明氏。

それにしても、「七人の縁日侍」イベントは
先に書きました泉鏡花記念館のイベントの翌々日でした。
記念館でイベント終わったのち、
深夜まで打ち上げと反省会。
次の日は午前中は金沢市の人と某プロジェクト打ち合わせ後、
「龍潭譚ブログ」での穴倉さんインタビューに立ち会って、
午後から金沢の出版関係のところをまわって、
車をとばして家に帰り着いたのが、夜中。
で、次の日が「縁日侍」の日。
くたびれました。

「縁日侍」ではそれぞれ思い思いのブースを出して
絵を売るという趣向で(例えば似顔絵とか、スマートボールで景品があたるとか)、
僕は「仏様カード釣り」というこれまた不謹慎なことをやっておりました。
様々な仏様のカードを赤い糸でぶらさげて、たばねた糸の端っこをひっぱって
自分とご縁のある仏様をつり上げるというものだったんですが、
(吊るのを手伝ってくれた山口哲ちゃん、ありがとう)
疲労困憊で来ていただいたお客様と応対するも、
ちゃんと笑顔も作れず…(^^);
めっちゃなげやりな感じだったかも…。
反省しきり。もう無茶なスケジュールは組むまい、と深く心に刻みました
(がまたすると思う…)


  • 2012.01.09 Monday
  • -
  • 17:10

金沢泉鏡花記念館イベント

さて、10月のビッグイベント。
10月15日に、金沢の泉鏡花記念館で開催していた
展覧会「泉鏡花×中川学 龍潭譚 -Mac × Illustrator でよみがえる幻妖の美の世界」
(2011年8月6日(土)〜11月6日(日))
の特別企画、トーク×ライブ『龍潭譚〜絵と音でつづる龍潭譚の世界〜』がありました。
場所は記念館から近くの「主計町 土家」。
今もお茶屋街として現役の主計町の一角にたたずむ、
お茶屋改装の和カフェです。
泉鏡花記念館から暗闇坂をおりてすぐの場所。
つまり、泉鏡花幼少のころ、まちがいなくこの辺りを歩いていた場所なわけです。
そんなところで、龍潭譚のイベントができるなんて、
なんという贅沢!

内容は、
中川と学芸員穴倉玉日さんの龍潭譚についての対談/40分
中川、泉屋宏樹(ブックデザイン)、今泉浄治(版画刷師)の繪草子制作座談会/30分
そして
CD制作担当の山口智さんのハンマーダルシマーとシンセ演奏、
浅野川倶楽部平野久美子さん朗読、中川の龍潭譚スライド映像のコラボ/60分
という滅茶苦茶濃い内容でした。
という贅沢な内容。楽しかったな〜。
詳しい様子は、泉屋くんが詳細な記事を書いてくれておりますので、
そちらをぜひ(^^)

そして、イベントはUSTREAMで配信したりしました(杉本恭子さんありがとう)

学芸員の穴倉さんが中日新聞にいい記事を書いてくれました。

会場で流していた映像がYouTubeで見られます
(映像制作はヴィジョントラックの光冨くん。おおきに!)

不思議の出来事もいろいろありました。
イベント終了後、急に土砂降り(^^)。
イベント中、外で争う男の声やら子どもの笑い声が聞こえたり、
揺れてもいないのに靴箱の靴が落ちたり。
同行したライターの女性が次の日の朝ホテルで不可解なできごとに見舞われたり
(朝、ホテルの階段を降りていると、カンカン音がするので、?と思ってみると、
自分のショルダーバックに、自分のではない気持ち悪い柄の傘が知らない間にかかっていて、
階段に当たっていた)。
さすがは泉鏡花先生の生家の近所です(^^);
それも含めて、楽しかったなあ〜。

  • 2012.01.05 Thursday
  • -
  • 22:43

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