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文春文庫 伊立重蔵事件帖シリーズ


ずっと装画を担当させていただいておりました
文春文庫の書き下ろし時代小説
『長崎奉行所秘録 伊立重蔵事件帖』シリーズが
6巻目にしてついに完結いたしました。

長崎を舞台にした時代物なので、
中国人やオランダ人との戦いがあったり、
抜け荷がテーマだったり、出島がでてきたり、海上戦があったりと、
普通の時代小説ではあまり出てこないシチュエーションを描くことができて、
めちゃくちゃ楽しいシリーズでした。

そう書くとキワモノっぽく思われるかもしれませんが、
これが池波正太郎的(と僕には思えました)、正統派の時代モノ。
それでいて、ハリウッド映画的な息も着かせぬ展開があって、
一気に読めてしまいます。
特に今回発売の最終巻『フェートン号別件』は、
もうピンチピンチの連続で、ゲラもあっという間に読めてしまいました。
無理矢理乗り込んで来たイギリス船に、
侍、町人、博徒、オランダ人、中国人など長崎の住人達が
力をあわせて撃退する描写は圧巻。
時代物が好きな方、ぜひぜひお薦めです。

作者の指方恭一郎さんも実はお坊さん。
しかも保育園の園長先生でもあります。
その忙しい日々の中で、毎日文章を書かない日はないとおっしゃっておりました。
う〜ん、僕もまだまだ精進せねば…。








  • 2013.04.06 Saturday
  • -
  • 20:30

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