<< 千代田図書館サイン会 | main | 中川学illustration展 WA-POP?、開催。 >>

とっぴんぱらりの風太郎、出版!

週刊文春で連載時に挿絵を描かせていただいていた
「とっぴんぱらりの風太郎」が、単行本になりました。
万城目学さん2年ぶりの大長編小説。


連載からひきつづき、
僕の絵を使っていただいております。
連載中の挿絵も思い入れたっぷりだっただけに
単行本にも関われるのは、本当にうれしい(^^)


カバーをとると、こんな感じ。
漆塗りのような赤に
手裏剣やひょうたんなど物語のモチーフがアイコン的にならべられ、
蒔絵のような佇まい。
要所要所の金が効いております。

装幀は文春デザイン室の関口信介氏。
モノとしての存在感のある本にしたいと
工芸品のニュアンスを取り入れて、
まるで本阿弥光悦デザインのような和風な中に
高級感のある本になっています。


目次ページの絵は鴨川は出町柳の風景。
連載時絵に加筆しております。
出町柳は万城目作品にたびたび登場する重要な場所。
風太郎では時空を超えて慶長20年、初夏の出町柳の風景を描いております。


各章のトビラ絵。
九章あるので9枚の絵を連載時のものから主にチョイスし、加筆しました。
連載では思いっきりキャラクターを描いてましたが、
単行本ではキャラクターはなるべくさりげなくしております。
読者それぞれの中でキャラクター像を育んでほしい。
読書の醍醐味ですよね。


連載は2011年6月から2013年5月までという、超長期間。
なので文章量も膨大なのですが、
そこから推敲に推敲が重ねられ、そぎおとされて単行本になりました。
それでもこの厚さ!なんと立ちます!辞書か?
そして驚くのがその軽さ。
ぜひ本屋さんで手に取ってみてほしいです。
これこそ現代の本阿弥光悦、関口氏のデザインの本領なのですネ。

特設サイトとYouTubeの予告編もぜひお見逃しなく。

秋の夜長「とっぴんぱらりの風太郎」でお過ごしくださいね。


  • 2013.09.21 Saturday
  • -
  • 13:59

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック